ありのままの自分でいいんだと思わせてくれる歌
”四角い場所で四角になれず丸い場所で丸になれなくていい”
高橋優さんの「アスファルトのワニ」のサビの1フレーズです。
私は中学生のころから高橋優さんのライブに行くほど彼のファンなのですが、この曲は新学期、新しいコミュニティに馴染めなかったときや、初めてのバイトで自分の不甲斐なさを痛感する日々の中で、夜家に帰り、毎日のように聞いていた曲です。
この曲は2019年にNHKの「発達障害キャンペーン」のイメージソングとして書き下ろされました。「発達障害キャンペーン」とは簡潔にいうとNHKがテレビやラジオを通して発達障害の認知向上を図るための取り組みでした。
参照した動画以外に、発達障害の女の子が出てくるNHKが制作したver.のMVもあります。(著作権の関係上ここには引用できませんでした😢)
私は最初、キャンペーンの歌だとは知らずに聞き、後にYou Tubeでその事実を知ることになったのですが、この歌詞は決して障害のある方だけにあてはまるものではないと思いました。障害の有無に関わらず、誰しもが何かしら社会の中で生きづらさを感じていたり、感じる瞬間はあると思います。この曲は、そんな社会に生きるすべての人を受け入れ、肯定してくれる歌であると思います。
特に、冒頭に書いた歌詞はそんな意味合いが強いのかなと個人的に思っています。
また、その歌詞の続きに
”モノクロの世界に見つけた物語 解き放て!彩りとあの日のほほえみ”
とあります。ここから、
”あなただけが見える景色の中で生きて良いんだよ”
”そしてそれを大切にしよう”
というようなメッセージを感じ、何度も私はこの歌詞に勇気づけられました。
だからもし、同じようにこの曲に元気をもらったという方がいたら嬉しいです。
以上、私が大好きな高橋優さんの紡ぐ歌についての話でした。
ここまで押し売りに付き合っていただいた方、ありがとうございました。
お題を提供してくれた方にも感謝です。🍀